キャロライン・B・ケネディ駐日米国大使がTOMODACHIイニシアチブの新しいストラテジックパートナー6社を発表
2013年12月13日、キャロライン・B・ケネディ駐日米国大使が着任後、初のTOMODACHIイベ ントを開催し、在日米国大使と米日カウンシル(USJC)とのパートナーシップが継続されることに祝意を表しました。
このイベントでは新たにTOMODACHIイニシアチブのストラテジック・パートナーに加わっ た、本田技研工業株式会社、メットライフアリコ生命保険株式会社、プルデンシャル・ファイナンシャル、住友商事株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社東芝の6社が公表されました。これらの大手6社からの600万ドル(約6億円)を超える寄付により、TOMODACHIイニシアチブは、若い女性指導者に対する支援・助言を行うプログラム、米国やTOMODACHI参加者との絆を維持できるようTOMODACHIプログラム経験者への支援、研究のための留学を支援する奨学金、米国有数の音楽学校を対象とし、そこで学ぶための奨学金、そして科学とテクノロジーの分野における教育やコラボレーションへの支援など、独自の新しい交流プログラムを創設します。
ケネディ大使公邸で開催されたレセプションでは、米日カウンシル会長アイリーン・ヒラノ・イノウエがTOMODACHI支援企業各社に感謝の言葉を述べました。「2年前、まさにこの部屋でTOMODACHIイニシアチブは発足いたしました」と、その場がメインホールであったことに言及し、さらにこれほど多額の寄付金が寄せられるとは、当時は想像もできなかった、と続けました。ケネディ大使については、「素晴らしいパートナーを新たに迎えることができて、本当に幸運です」と述べ、「 大使の教育に対する献身と、若者を支援する情熱は、TOMODACHIにとってかけがえのないものです」
ケネディ大使は、「新たにストラテジック・パートナーに加わった各企業からの、多大な支援には心から感謝申し上げます。大使在任中に日米両国の関係が、それぞれの若者同士の絆を通じて一層強固となりますよう、各社と協力できることを楽しみにしています」と、述べました。
岸田文雄外務大臣も、「米国と日本のTOMODACHI世代の相互理解は深化を続けています」と述べ、様々な分野で数多くの人々から支援を受けている、TOMODACHIのさらなる発展と成功は間違いないと確信していることを明らかにしました。
その他、福島県いわき市在住の高校生でTOMODACHIサマー・ソフトバンク・リーダーシッ プ・プログラムに参加した白岩春奈さんもTOMODACHI制と代表として、スピーチを行いました。白岩さんは、2012年、プログラムから帰国後、いわき市の観光業を活性化するツアーを提供するTOMOTRAを設立し、地元に貢献しています。そのスピーチに続いて、日本のみならず世界のヴァイオリン界をリードする、ジュリアード学院を卒業したバイオリニストの渡辺玲子氏が演奏を披露しました。ジュリアード学院は、サントリーが新たに設けたTOMODACHIサントリー音楽奨学金で学ぶことができる音楽大学のひとつです。
来賓は、岸田文雄外務大臣、 小野寺五典防衛大臣 、下村博文文部科学大臣、福田康夫元首相、斎木昭隆外務事務次官、藤崎一郎前駐米大使、加藤良三元駐米大使、大河原良雄元駐米大使、達増拓也岩手県知事、国会議員、新ストラテジック・パートナー6社の代表、すでに寄付者となっている企業や寄付者となる予定の企業の代表ら、その数は200人を超えました。
イベントに先立ち、ケネディ大使とヒラノ会長は、岩手、宮城、福島の3県の出身で、様々なTOMODACHIプログラムに参加して米国を訪れたTOMODACHIアルミナイ9人と、達増岩手県知事ユース交流プログラムの代表2人の合計11人とディスカッションを行いました。
このレセプションは、日米関係を個人対個人のレベルで深化させる場となり、まさに官民パートナーシップであるTOMODACHイニシアチブの真にあるべき姿を見せることができました。
TOMODACHI座談会
特別なイベントが始まる前に、東京の米国大使公邸で東北出身のTOMODACHIアルムナイ、キャロライン・B・ケネディ駐日米国大使と米日カウンシルのアイリーン・ヒラノ・イノウエ会長とラウンドテーブルディスカッションを行いました。座談会では、生徒たちは自己紹介そしてTOMODACHIプログラムに参加した体験談などについて話し合いました。
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