TOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ・アワードプログラム
経済産業省起業家人材育成事業 大学・大学院起業家教育推進ネットワークは、起業家教育を受講している大学・大学院生を対象に全国規模のビジネスプランコンテストと交流会を開催。本ビジネスプランコンテストを通じ、学生のみなさんの起業家教育を受講する際の意識の向上や参加者みなさんのネットワークの構築を目指しています。
第15回キャンパスベンチャーグランプリ
※2017年に『University Venture Grand Prix』(経済産業省主催)を統合し、国内最大級のビジネスプランコンテストとなりました。
2019年3月17日から20日にかけて、第15回キャンパスベンチャーグランプリでTOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ賞を受賞した3チーム「データック」「L-Hub」「Ecommons」のメンバーがカリフォルニア州シリコンバレーで実施された研修に参加しました。 医療データサイエンスの分野においてPhD候補者でもあり、脳神経外科医でもある「データック」は、医療自然言語処理技術を用いて、医療文書を扱う医者の負担を大幅に軽減させる事業を提案しました。ロボット工学を専攻する大学院生によってはじめられた「L-Hub」は、IoTセンサーと臨床データを統合し、個人の治療プランを策定する、高齢患者の介護医療のシステムを提案、また「Ecommons」は、月40時間の教師たちの残業時間を削減するための最大限にカスタマイズ可能な教材データベースの提供を考案しました。詳細>>
2016 University Venture Grand Prix Competition
2017年1月22日(日)に、経済産業省主催のもと、「第5回University Venture Grand Prix (UVGP 2016)」が東京大学本郷キャンパス「情報学環・ダイワユビキタス学術研究館」で開催されました。予選を勝ち抜いた学生ファイナリスト10チームが集い、起業家、大学教員、各業界の有識者からなる審査員を前に熱のこもったピッチを繰り広げました。
社会性の高いプランに贈られるTOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ賞は「Ciamo (しあも)」と「Common ice plant」の2チームが受賞し、プレゼンターである審査委員代表のNPO法人ETIC. 経営企画室マネージャー 杉浦元氏と米国大使館 経済担当書記官 ライアン・ウェイ氏から受賞パネル授与と講評が行われました。
受賞チームは、副賞として2017年3月にシリコンバレーにて実施されるリーダーシップ研修に参加します。研修を通して、現地の影響力のある投資家や起業家、アクセラレーター等の支援機関、企業、非営利組織との交流の機会をもちます。また現地のベンチャー関連機関との交流機会の中で、英語でピッチをし、フィードバックを受ける機会も提供されます。詳細>>
受賞者プロフィール
チーム:「Ciamo (しあも)」(熊本県 崇城大学)
“球磨焼酎粕×光合成細菌が世界を救う”というスローガンを掲げ、焼酎製造の副産物である「焼酎粕」を有効利用することによって万能な微生物・光合成細菌を安価に培養・販売。エビ養殖等の農水畜産業での使用を促進することで、副産物のリユースや薬品の使用削減等を通じた循環型社会の実現に寄与することを目指す。環境負荷の低減や地域活性化等の面でプランの社会性が評価されての受賞。
チーム:「Common ice plant」(京都府 立命館大学)
乾燥に耐えるとともに、耐塩性が高い塩生植物の一つであるアイスプラントがチュニジアにおいて農家で雑草として扱われ、廃棄されている現状にヒントを得る。現地で生産・粉末化し、「栄養価のある塩の代替品」として日本を含む健康志向の高い国々に輸出することで、低賃金である農家の年間所得の向上に寄与しようとするプラン。CSV(共通価値の創造)とフェアトレードの観点から、プランの社会性が評価される。
2015 University Venture Grand Prix Competition
2015年12月19日(土)に、経済産業省主催のもと、第4回University Venture Grand Prix(UVGP 2015)が東京大学福武ラーニングシアターで開催されました。予選を勝ち抜いた学生ファイナリスト9チームが集い、起業家、教授、各業界のリーダーからなる審査員を前に、熱のこもったプレゼンテーションを繰り広げました。TOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ賞を受賞した、ルシオル株式会社とMoonGlassの2チームは、2016年3月にシリコンバレーへ派遣され、影響力のある投資家や、現地の起業家、大企業、非営利組織、学生起業家との交流機会をもちます。詳細 >
受賞者プロフィール
シリコンバレーツアー2016
TOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ賞を受賞した4チームが、2016年3月15日から20日までシリコンバレーを訪れました。彼らはアメリカのベンチャーキャピタルや、Draper Nexus Ventures, フェノックスベンチャーズ、楽天グループ、グローバルブレインなどの新興企業を訪れ、彼らのアイディアを披露する機会を与えられました。詳細>>
プログラムの参加者が渡米するにあたり、往復航空券をご提供くださったデルタ航空に感謝申し上げます。
TOMODACHI アントレプレナーシップ・プログラム 報告会
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2014 University Venture Grand Prix Competition
2014年12月20日に、経済産業省主催のUniversity Venture Grand Prix 2014が東京証券取引所で行われ、北陸先端科学技術大学院大学のドリームパーロスにTOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ賞が贈られました。 コンテストは、一般社団法人東京ニュービジネス協議会、株式会社野村総合研究所から後援を受けており、また、ソーシャルアントレプレナーシップ賞の審査員として、ETIC.代表理事を務める宮城 治男氏をゲストに迎えました。
グランプリ等受賞の3チーム(UVGP大賞、Teacher’s賞、TOMODACHI賞)は2015年春に、シリコンバレーを訪問し、勢力のある様々なベンチャーキャピタルや、地元の新興企業、大企業、NPO、学生起業家等と関わる機会が与えられます。
今年度は、日本全国の大学・大学院から約70チームの応募があり、上位9チームがファイナリストに選出され、彼らは先生、起業家、企業幹部、非営利団体のリーダーたちから成る審査陣にそれぞれのアイディアを発表しました。詳細>>
Dreampharosは北陸先端科学技術大学院大学の董又碩(ドンウソク)さんを中心として、子育て支援サービス「ゆめちょう」を開発しました。ゆめちょうは、幼稚園と保育園向けの情報サービスです。通常、園はこどもの状態と連絡事項などを紙の連絡ノートに手書きで記入したり、印刷して貼り付けたり、することで保護者と情報共有しています。ゆめちょうは、情報技術を用いて、いつでもどこでも園と保護者の情報共有と活用を支援します。
「こどもの役にたつサービスを提供したい!」という夢を叶えるため、幼稚園と保護者の相互的コミュニケーションを促進し、業務効率を向上できる、 クラウド型の連絡帳サービスに基づいて来年4月小松市にて起業予定です。
シリコンバレーツアー2015
TOMODACHIソーシャルアントレプレナーシップ賞を受賞した北陸先端科学技術大学院大学のドリームパーロスが2015年、3月9日から15日までシリコンバレーを訪れました。彼らはアメリカのベンチャーキャピタルや、Draper Fisher Jurvetson, フェノックスベンチャーズ、グローバルブレインなどの新興企業を訪れ、彼らのアイディアを披露する機会や、スタンフォード大学(正式名称リーランド・スタンフォード・ジュニア大学)、カリフォルニア大学バークレー校、Code for America’s シビックハックナイトからの学生起業家等と関わる機会を与えられました。詳細>>
プログラムの参加者が渡米するにあたり、往復航空券をご提供くださったデルタ航空に感謝申し上げます。
2013 University Venture Grand Prix Competition
経済産業省、一般社団法人東京ニュービジネス協議会、そしてその他の協力者によって設立されたUniversity Venture Grand Prix (UVGP) 2013ビジネスプランコンテスト全国大会で優勝した二つのチームがTOMODACHI賞を受賞しました。
2013年12月22日に、Team CODDRESS そして TeamMOLCURE がTOMODACHI賞を受賞して、2014年3月にはカリフォルニア州シリコンバレーを訪問しました。そこで、影響力のある起業やベンチャー投資家にビジネスプランを発表する機会が設けられました。
優勝したチームの紹介
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シリコンバレーツアー2014