TOMODACHI世代:森川翔太
森川翔太氏はTOMODACHI FIRST プログラム参加者として、グローバルな視点を持ち世界で活躍している他の参加者との交流を通して食物と農業に特化した人間になることが目標です。静岡県で生まれ、メディア産業に興味を持っていた森川氏は、20歳の時に東京の出版会社に勤めました。
同年代のオーガニック農家にインタビューをした時に森川氏は、農業を運営するのはいかに大変かそして農家が直面している問題を知りました。それを境に、メディアを通して生産者の話やその方々が作った作物を紹介することに対して強い思いを持ち始めました。東日本大震災の影響で仕事を通して交流があった生産者の方々の作物が被害を受けたということを知って、”子供たちに笑顔を”というプロジェクトを立ち上げました。森川氏とそのチームは、8個の小学校を2011年6月から2015年2月の間に訪れました。森川氏たちはそこで震災で被害にあった子供達と農家に、地元で採れた材料を使って食事を提供する支援をしました。
震災を通して森川氏は、若い世代に農業を受け継ぐ大切さに気づきました。それと同時に、森川氏は土が枯渇した地域の緑茶の栽培が増えていることに気づき静岡県で枯渇した土地を使って緑茶の栽培をすることに決めました。そして最近森川氏は海外市場で緑茶を販売する事業を開始しました。
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