TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2019 supported by TOMODACHIコンビニ基金STEP3: 福島の高校2年生が社会人女性とのセッションを通じて、未来の「ロールモデル」を見つける
2019年12月14日から15日にかけて、「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島supported by TOMODACHIコンビニ基金」のSTEP3が東京、代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。今回は、キッコーマン株式会社、全日本空輸株式会社、株式会社パソナ、株式会社ファミリーマート、富国生命保険相互会社、株式会社みずほ銀行、株式会社ローソンの19名の女性社員のみなさま、さらにTOMODACHIスタッフ3名が加わり、「自分らしい未来への選択」のテーマで働く女性の先輩と参加者の高校生がセッションを実施しました。
セッションが始まる前に、まずSTEP2で参加者が自分で決めた挑戦の結果を報告しました。「将来教員になるために、教育現場に行って子供達と触れ合う」「中学生の時に仲が悪くなってしまった友人と仲直りをする」「ポジティブな人にインタビューし、彼らのアドバイスをノートにまとめて実践!」「授業中に3回以上手を挙げて発言する」「発展途上国出身の方3名と話して(発展途上国の)現状を知る」など様々な報告があり、お互いの挑戦を称賛しました。
その後、社会人の登壇者が「自分らしい未来への選択」をテーマに、各企業・団体が社会で果たしている役割や「働く」経験から学んだこと、これまでの人生の歩み、そして高校生へのメッセージを伝えました。
社会人女性の話を聞いた後、参加者は、「将来輝いた大人になるために大切なこと」をチームで考え、発表しました。「自分の気持ちを大切にし、大人になっても素直でいる」「本音で話すことを恐れない」「自分が変われば、周りも変わる」「どんな時でも“楽しい”を見つける」「コミュニケーションを通して、人との関わりを大切にする」「目の前の仕事に魂を込めて取り組む」「とにかく何でもやってみる!」など様々な学びを共有し、自分なりの「輝く大人像」を考える機会となりました。
本セッションに参加した高校生は、次のように感想を述べました。「将来へのビジョンがはっきりと浮かび、働くことが楽しみになりました」「とりあえずやってみる事、本音を言う事、自分の道を信じて楽しむという事が心に残りました。進路に悩んでいたけれど、自分で決めた道だから頑張ってみようという気持ちになれました」「私は社会人になったらある程度は1人で(何でも)できないといけないと思っていました。しかし社会人女性の話を聞いて、大変なら助けてと言ってもいいんだとわかり心が軽くなりました。私はまだ本気でやりたいことがないのでこれから探していきたいです」
セッション2日目は、STEP4に向けた発表の準備をしました。チームごとに発表の企画を考えた後は、学校ごとに分かれて集客について話し合い、「学校説明会をしよう」「掲示板にポスターを貼れるよう先生に交渉しよう」など様々なアイディアを出し合いました。 STEP4は2020年2月1日-2日に福島県いわき市で行われます。プログラムの集大成として、高校2年生の参加者がこれまで学んできたことや成長した自分、そして後輩の高校1年生に向けてメッセージを伝えます。
『自分をつくる・未来をつくる キッカケLIVE』
日時:2020年2月2日(日)12:30〜17:00
会場:東日本国際大学 鎌田キャンパス
応募資格:福島県内の高校に通う1年生女子生徒