TOMODACHI Social Innovation in Seattle Scholars (SIIS) Program
2014年3月3日に日本からの大学生と社会人25名がワシントン州シアトルに到着し、TOMODACHI Social Innovation in Seattle Scholars (SIIS) Programが開催されました。一ヶ月間のプログラムの最初の2週間、参加者はリーダーシップ・トレーニング・ワークショップや、祭りのボランティアに参加したり、コミュニティ組織を見学したり、リーダーシップや社会企業についてグループにプレゼンテーションをしてもらったリーダーの方々と話しをしました。参加者はグループに別れ、コミュニティパートナー組織に選ばれたチーム指導者がグループの担当をしました。このプログラムで日系アメリカ人のリーダーとの触れ合いが多かった為、参加者には日系アメリカ人から直接彼らの経験や歴史を学ぶ機会を与えられました。
シアトルに到着してから団体はプログラムの活動や様々な組織の見学を通して現地にだんだん慣れてきました。東日本大震災の三年記念日の前にACT for JAPAN (写真)のイベントで一日ボランティアしました。その上、Farestart の見学もしました。Farestartはホームレスや恵まれない方に、仕事が見つかるよう、料理を教えるプログラムです。シアトルに大きい日系アメリカ人社会が存在している為、プログラムの参加者は北米報知財団などの日系アメリカ人との関係が深い組織の見学をすることができました。
iLEAPの設立者、ブリット・ヤマモトが担当している見学やリーダーシップ・トレーニングのワークショップ、そしてビジネスやコミュニティリーダーのプレゼンテーションを通し、参加者は様々なリーダーシップや社会事業モデルについて学び、自分のリーダーシップ哲学について真剣に考えることができました。「この若者たちにとって本当に自分を変えることのできる経験です。この経験を通してリーダーシップ能力が高まり、人生行路がはっきりし、日本の次世代リーダーになりたいという彼らの姿が我々には見えます。」とヤマモトさんが言いました。
以下のビデオでは、参加者の三塩菜摘さん(名古屋大学)と細田幸恵さん(慶應大学卒業生)がプログラムでの経験について話しました。
三塩菜摘: TOMODACHI Scholar として
米日カウンシルのメンバーは講師やチーム指導者として積極的にコミュニティ・パートナー組織プロジェクトに参加しました。トム・イケダさんの日米関係の歴史についてのプレゼンテーションを聞くまでは、ほとんどの参加者は日本人のアメリカでの経験について聞いたことありませんでした。次のリーダーシップ、社会企業、人類差別の話し合いは洞察力が高い議論でした。さらに、参加者は米日カウンシルのイベントにも招待され、シアトルに住んでいる米日カウンシルのメンバーやその他の日系アメリカ人リーダーに会えました。インパクトを受けたのはプログラムの参加者だけでなく、イベントに参加した米日カウンシルのメンバーも個人的に影響されたことを語っていました。
ハロルド・タニグチ:米日カウンシルのメンバー、そしてTOMODACHI iLEAP SIIS program の指導者として
参加者はプログラムが最後の一週間半を迎えながら、コミュニティ・パートナー組織プロジェクトを終わらせています。
こちらの5社が参加者のグループを主催しています:
各グループは組織が指定したプロジェクトを月末のプレゼンテーションに向けて頑張って仕上げています。ここまでの経験は参加者にとってはとても有意義で自分をかえることのできる経験だとはたしかです。しかし、まだプログラムの終了まで二週間ほどあるので、残りの面白い活動を楽しみにしています!
プログラムの最新情報はソーシャルメディアでご覧ください:
Twitter: #SIIS and #iLEAP
Facebook: iLEAP
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