TOMODACHIアラムナイ地域メンターリトリートを大分県で開催、佐藤大分市長がメンターを激励
2018年7月7日と8日に大分県大分市と別府市で行われた2日間のリトリートに参加するため、7名の地域メンターらが日本各地から集結しました。地域メンターは、全員が若手社会人のTOMODACHIアラムナイが務めており、TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークで、リーダーと副リーダーのメンタリングやサポートを行っています。
TOMODACHIアラムナイ地域メンターリトリートは、5月から6月にかけて各地域で実施されたTOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク ウェルカム・イベントの振り返りと、地域リーダーを効果的にサポートするための洞察力と知識を身に付けること、またメンター同士の信頼関係と対等なネットワークを構築する機会として実施されました。
1日目は、大分県大分市にあるJR九州ホテルで開催され、まずはじめに、各地域で行われたウェルカム・イベントの振り返りをしました。メンターらは、それぞれの立場からグッドプラクティスを共有し、今年初のイベントの成功をお互いに称えました。またWorld In Tohokuの山本未生氏から、メンタリングとコーチングの違いや他者をサポートする役割についての講義を受けた後、メンターはそれぞれの強味やチャレンジ、およびメンターとしての「学びの最先端」や、今後改善すべき次のステップについて話し合いました。
夜には、2名のスピーカーを迎え、それぞれのご経験をお話しいただきました。ジュリー・ヌートバ―大分県立芸術文化短期大学教授からは、異文化コミュニケーションと地域コミュニティにおける、グローバルな視点の育成を目的とした大学の教育プログラムについてお伺いしました。また佐藤 樹一郎大分市長からは、外交官や日本貿易振興機構(JETRO)で国際的に活躍されてきたご経験と、今後の大分市のビジョンについてお話しいただきました。佐藤市長は、日米関係や日系アメリカ人との関係についてもお話しいただきました。参加者らは、お二人の話に刺激を受け、日本の国際化を考える中で、地域のコミュニティや経済、社会を育てていく重要性について学びました。
2日目は別府市のホテルニューツルタに会場を移しました。NPO法人ハットウ・オンパク代表の鶴田浩一郎氏から地方における観光とコミュニティについてお話しいただき、地域メンターらは、より活気のある持続可能な地域コミュニティづくりに向けて、多くの学びを得ることができました。
TOMODACHIアラムナイ地域フレームワークはアラムナイ向けの多面的なリーダーシッププログラムで、全国を7地域に分け、各地域に地域リーダーと地域メンターを選出しています。3月のオリエンテーション、6月のリーダーシップトレーニング、7月のメンターリトリートは一般社団法人World In Tohoku(WIT)によって実施運営されています。
TOMODACHIアラムナイ・リーダーシップ・プログラムは、プルデンシャル財団の多大なるご支援のもと運営されています。