TOMODACHIアラムナイ地域リーダートレーニングを実施、全国からアラムナイが集結
2018年6月30日と7月1日、25名のTOMODACHIアラムナイのリーダー(地域リーダー19名、TOMODACHI世代サミット運営メンバー6名)が全国から東京に集結し、2日間のトレーニングに参加しました。地域リーダーとサミット運営メンバーを対象にしたこのリーダーシップ育成プログラムは、TOMODACHIアラムナイ地域フレームワーク ウェルカム・イベントの振り返りと、次のテーマイベントや9月に開催されるTOMODACHI世代サミットに向けたゴール設定やスキル育成に焦点を当て、実施されました。トレーニングは渋谷の中心部にイノベーティブスペースとして新たに誕生し、チェンジメーカーたちの繋がりと革新的事業の創出を支援する「EDGEof」で行われました。
1日目:ワークショップでは5月に各地域で行われたウェルカム・イベントの成功を称え、「Proud & Sorry」と題したセッションで、良かった点、改善点について振り返りを行いました。次に「WHY」という問いをテーマに、3月のオリエンテーションで自分たちが作成したイメージと絵を再び見直しました。続いてコモンアース株式会社の葉山志乃布氏、一般社団法人World In Tohoku(WIT)の山本未生氏、アラムナイ・マネージャーの宇多田カオル氏の3名から、なぜ今の仕事をしているのかについて話を聞き、インスピレーションを得ました。続くセッションでは、そうした「WHY」という問いを明確化することで、いかにしてイベントを促進し、自らの目指すイベントを実現するかを明確にし、イベント・ステートメントを作成しました。そして、このステートメントに合わせて、イベントを宣伝するための30秒間のプロモーションビデオを作成しました。
2日目:各地域グループとTOMODACHI世代サミット運営メンバーに分かれ、次のイベントに向けたブレインストーミングが行われました。各チームは模造紙にそれぞれのテーマイベントにおける5W(いつ、どこで、何を、だれが、なぜ)を書き出し、他のチームがそれに対するフィードバックをポストイットに書いて貼るワークを行いました。午後には2017年の東北・北海道地域リーダーの佐藤桃華氏と今野拓人氏が参加し、多くの地域リーダーが今年の挑戦として関心の高いクラウドファンディングについて、彼らが昨年行った経験を共有しました。
3月のオリエンテーション、6月のリーダーシップトレーニング、7月のメンターリトリートは一般社団法人World In Tohoku(WIT)によって実施運営されています。今回のトレーニングは一般社団法人Hapnikがゲストファシリテーターとして参加し、イベントプロモーションに関して3時間のトレーニングセッションを行いました。具体的かつ測定可能なゴールの設定や、短いプロモーションビデオの作成を通して地域ニーズの明確化を図りました。
TOMODACHI世代サミットは、年に一度の大規模なアラムナイのカンファレンスであり、本年は9月9日、昭和女子大学を会場にTOMODACHIアラムナイを含む約500人が参加する予定です。本サミットは7人の大学生・社会人のTOMODACHIアラムナイで構成された運営委員会が企画運営を担当しています。本トレーニングにはこの運営委員たちも参加し、サミットに向けた準備や、サミットにおける地域リーダーの役割等について議論を深めました。