TOMODACHIアラムナイがウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使を迎えた「米日カウンシル主催第13回ビジネス・アドバイザリー・ボードミーティング」に参加
2018年3月14日、基調講演にウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使を迎え、米日カウンシル主催第13回ビジネス・アドバイザリー・ボードミーティング(BAB)が東京アメリカンクラブで開催されました。当日はTOMODACHIアラムナイ(過去のプラグラム経験者)4名を含む70名以上が出席しました。
BABは米日カウンシル理事、株式会社パソナの代表取締役社長兼COOのスコット・佐藤氏による開会の辞で会は幕を開けました。次に米日カウンシル 評議員 副会長、BAB代表、PwCインターナショナル シニアグローバル アドバイザー 田中正明氏の挨拶に続き、米日カウンシル会長のアイリーン・ヒラノ・イノウエが米日カウンシルの最新の活動を紹介した後、ハガティ氏を壇上にお迎えし、基調講演として、米日カウンシル―ジャパンの評議員会会長を務めるゴールドマン・サックス証券株式会社副会長のキャシー松井氏との対談が行われました。対談では日米関係を軸に政治、経済、教育、女性の活躍など多岐にわたる分野について議論されました。
ハガティ氏はTOMODACHIイニシアチブの活動について触れ、アメリカ大使館の優先事項である安全保障・経済活動・草の根外交という3つの柱において、TOMODACHIの活動は主要なプログラムのひとつとして、日米関係を円滑なものにするつながりを生み出す手助けをしていると説明しました。また、ジョン・ルース前駐日米国大使との会話にも触れ、「彼からこのプログラムの説明を受けていましたが、実際に学生の皆さんに会ってみて改めてTOMODACHIのインパクトに感銘を受けました」と述べました。
質疑応答ではTOMODACHIアラムナイで福島県出身の國分寿樹氏が「東北とこの先どのように関わっていかれる予定ですか?」と鋭い質問を投げかけました。これに対しハガティ氏は、その週の金曜日に福島県を訪問し、現地でいま必要とされている事項に関する情報を直接得ることになっていること、そして東北地方の更なる復興を願っていると述べました。
TOMODACHIアラムナイは基調講演に感銘を受けるとともに、日米両国で活躍する多くのリーダーとネットワークを構築する機会に恵まれました。
TOMODACHI 障がい当事者リーダー育成米国研修プログラムに参加したTOMODACHIアラムナイの高田朋美氏は次のように述べました。「米日カウンシルと TOMODACHIが主催するプログラムは、沢山の方々が支えてくださっており、アメリカと日本の架け橋になっていることを実感しました。アラムナイとして、TOMODACHIプログラムを通して得た経験や学びを伝え続け、コミュニティに貢献していきたいと思っています。」