仙台で事後研修を開催:TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム
9月23日(土)と24日(日)の2日間にわたり、TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラムの事後研修が仙台で開催されました。今回の研修は、8月に実施された米国研修を受け、各自が企画しているアクティビティの内容の共有と再検討し、また12月に予定されている事後報告会へ向けた準備を目的として企画されました。
本年度は、米国研修の段階から帰国後のアクティビティ企画に向けての準備と心算を促し、帰国後にはすぐに立案に取り掛かるように進めました。しかし、一つの企画を立案から遂行まで自らの力で執り行うという事は、どの学生にとっても初めての経験であり、新たな学びの機会となりました。プレゼンテーションの練習も兼ねた企画発表では、同期の仲間やメンターの先生、スタッフからの様々なフィードバックを受け、自身でも見落としていた事に気付きを得ました。また、「目的」と「目標」の意味合いを今一度確認し、それぞれのアクティビティの企画書の確認作業も行いました。
さらに今回はTOMODCAHIアラムナイの一人津田光佳氏 (東北学院大学 4年生)を迎え、自身の経験から企画を立案、実行することの難しさや取り組む際のポイントなどを紹介して頂きました。企画の立案から運営までを中心となり進めていくのはそれぞれの学生ですが、フィードバックやアドバイスを受け止め、周りの友人や先生など協力者をはじめ、コミュニティ全体を巻き込み、進めていくリーダーシップが問われます。
1日目の学生たちの様子を受けて、2日目の初めにはメンターの先生方より「今一度原点に立ち返る」というワークショップが開催されました。「自分がこのプログラムに参加した動機は何だったか」「このプログラムに参加してどんな成長を遂げたいのか」また「その目標とする到達点からみて、今の自分はどのくらいの位置にいるのか」を見つめ直す時間を設けました。米国研修後から1ヶ月、学生たちは改めてこれまでの活動や学びに対する姿勢を再確認する機会となりました。同時に、それらを踏まえ、事後報告会で何を伝えたいか、想いや考えを整理することができました。12月に予定されている事後研修では、本プログラムの全過程を通して得たものを共有します。