日本の高校生が米国文化を初体験:コロラド州コロラドスプリング市と富士吉田市を繋ぐTOMODACHI NAJAS 草の根交流プログラム
2016年8月18日、山梨県富士吉田市の高校生8名と引率者2名が、6泊7日間のホームステイ・異文化交流プログラムに参加しました。現地では、コロラド州コロラドスプリング市のホストファミリーより温かい歓迎を受けました。参加者にとっては今回が初めての米国訪問で、迎えたホストファミリーにとっても日本の文化や習慣、言語に触れる初めての体験となりました。
本プログラムは、今年姉妹都市提携54年を迎える両市の交流に基づき実施されています。日米関係のリーダーで執筆活動等を行うポール・丸山氏をはじめ、ジョン・サザース市長やマーヴ・ベネット市議会議長、ジョーン・E・エリクソンコロラドカレッジ教授等、姉妹都市の提携において重要な役割を担い貢献されてきた数々の方々や所縁の地を訪問しました。また、2020年の東京オリンピックを控え、「オリンピック・ムーブメント」と呼ばれる世界平和に基づいた理念について詳しく学んだ他、東京オリンピックがコロラドスプリングの市民にとっていかに重要な意味を持つかを考察しました。
プログラム中、参加者は2つのレセプションに招かれ、温かいおもてなしを受けたり、現地提携校の生徒として1日学校体験を行う他、コロラドスプロング市の名所や市内をホストファミリーと散策する等して過ごしました。その他、急流川下り(ラフティング)や同州最大都市で州都であるデンバー中心部への訪問、高校内フットボール部の試合観戦等、多岐にわたる活動に参加しました。
参加者の一人は、現地の高校を訪問した感想を「自由と自己表現の文化が、アメリカ人生徒の自信に繋がっており、大人びて感じるのだと思います。高校生が大人と話す際にも、堂々としている様子に驚きました。」と述べました。
米国で日本の参加者と交流した、エヴァン・マーティン氏は、「日本人高校生と楽しい時間を過ごしました。彼はとても素敵な高校生で、日本の学校や生活の様子、日本全般について学びました。彼と出会うまで、日本についてほとんど知りませんでしたが、今では多くの事を知ることが出来て、これからも沢山学びたいと関心をもっています。(LINEアプリで)コミュニケーションを今後も取りながら、写真や文字を交換し合いたいと思っています。日本の友達が出来て、とても嬉しいです」と語りました。
本草の根交流プログラムは、コロラド日米協会(JASSC)と富士吉田市国際親善委員会(FIFA)によって運営実施されています。