TOMODACHI交流基金が、東北支援を更に拡大
~東日本大震災から5年を迎える今、東北から次世代のリーダーを~
TOMODACHIイニシアチブ(以下「TOMODACHI」)は東日本大震災から5年の月日を迎える中、「TOMODACHI交流基金」を更に拡大し、次世代を担う東北の若者を、様々な日米の交流プログラムを通し、継続的に支援していくことを発表します。
本基金は、2012年にトヨタ自動車株式会社、三菱商事株式会社、株式会社日立製作所の多大なる支援により設立された基金で、現在に至るまで、43のプログラムを通して、約700人の東北の若者を支援して参りました。
本基金は、日米の非営利団体から交流プログラムに対する助成申請を公募し、TOMODACHIイ二シアチブ・プログラム委員会による選考を通過した、画期的な交流プログラムに対し助成金を授与するものであり、現在年に3回、公募を受け付けています。文化交流や教育プログラム、リーダーシップ・スキルの向上を目指すプログラム等、多岐にわたるプログラムを通して、被災地の若者が視野や可能性を広げ、希望を抱いて、自ら未来を切り開いていけるように支援しています。
TOMODACHI交流基金の支援で、春休みホームステイプログラムに参加した杉田美優(すぎた みゆ)さんは、次のように述べています。「私は基金にご支援頂いた渡米プログラムに、東北の高校生代表として参加し、刺激的で新しい世界を経験しました。帰国後は、普段の生活を以前と違った観点から捉えるようになり、様々な発見をするようになりました。また、TOMODACHIを通して、次世代を担うリーダーとして、お互いを高め合うことのできる最高の友人に出会いました。この基金を通して、たくさんの東北の若い世代が素晴らしい経験をしていくことと思います。」
また、今回のTOMODACHI交流基金拡大に際し、アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長は、「TOMODACHIイニシアチブは、東日本大震災の復興支援から生まれ、今日に至るまで、東北と共に歩んで参りました。TOMODACHIイニシアチブで最初に設立された基金が、トヨタ自動車株式会社、三菱商事株式会社、株式会社日立製作所、三社の多大なるご支援の下、更に拡大し、次世代を担う被災地の若い世代に、たくさんの機会を提供できますことを、大変うれしく思います。本基金のプログラムの経験を通して、社会に貢献する、グローバルな視野を備えたリーダーが、東北から更に育っていくことを願っています。」と述べています。
【TOMODACHIイニシアチブについて】
東日本大震災後の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダー育成を目指す公益財団法人 米日カウンシル-ジャパンと東京の米国大使館が主導する官民パートナーシップです。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。
詳細は、TOMODACHIイニシアチブのウェブサイト(http://tomodachi.org/ja/)よりご覧いただけます。
【本件に関するお問い合わせ先】
TOMODACHIイニシアチブ Tel:03-4510-3400 E-mail: tomodachi@usjapancouncil.org