J.P.モルガン支援のTOMODACHI NGO リーダーシッププログラムがワシントン出発前のInteraction Forum Delegationに準備
「プログラムの後、アメリカで学んだことを、自分の非営利団体だけでなく他の非営利団体の人々にも伝えたいです。」–月岡悠
2015年6月9日の出発前オリエンテーションで、現在、ジャパン・プラットフォーム勤務の月岡氏が、TOMODACHI参加者としてアメリカへの旅行に参加した動機について、お話しました。このオリエンテーションは、J.P. モルガン支援のTOMODACHI NGOリーダーシッププログラムの一環であり、東京のJ.P.モルガン本社で行われました。
2015年で三年目を迎えるJ.P.モルガン支援のTOMODACHI NGOリーダーシッププログラムは、日本のNGOリーダーたちに対して、アイデアの交換や実践的なトレーニングを推進する、短期交流やワークショップで成り立っています。このプログラムは参加者に日本のNGOが世界で果たすべき役割について考える機会を与えます。本年度は、日本人参加者は6月21日から28日までワシントンを訪れます。
オリエンテーションの前半に米日カウンシルマーク・ラスマンTOMODACHIイニシアチブ事務局長は開会の挨拶を行い、TOMODACHIリーダーシッププログラムの一部として、日本のNGOリーダーを育成していく重要性を強調しました。マナーズ英美子J.P.モルガン顧客サービス担当は、参加者はプログラムに積極的に参加すると同時に、米国での研修旅行のあと、自身の非営利団体に新しいアイデアを持ち帰るよう勧めました。マーシーコープスのランディー・マーティン氏とジャパン・プラットフォームの鈴木沙織氏が、参加者と共に、ワシントンで安全で有意義な研修ができるようスケジュールの詳細について確認しました。
オリエンテーションの後半にTOMODACHIイニシアチブのサマーインターンが参加者とワークショップを行いました。このワークショップでは、なぜプログラムに参加したかったのか?、プログラムを通じて、何を達成したいか?の二つの質問を参加者に聞きました。これらの答えを紙に書き、その内容を分類することによって、各々の考えや動機を理解し、このプログラムをチームとして進めていく上での共通点を見出すことができました。
アメリカからの帰国後、参加者は日本のNGOコミュニティーで必要とされることは何かを見出し、日本でのNGOの形成の知識を深め、NGO設立の可能性をより推進させるための実習ワークショップのアイデアを提案します。