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TOMODACHI活動アップデート
2015年11月

日米次世代のリーダーが集うTOMODACHI世代サミットを初開催

2015年11月8日、TOMODACHIイニシアチブは、東京の上智大学で「TOMODACHI世代サミット」を初開催しました。本サミットでは、文化交流やホームステイ、リーダーシップ育成プログラムなど、様々なTOMODACHIプログラムを経験した140名の大学生から若手プロフェッショナルのアラムナイが、日米各地から集結しました。サミットはジョン・ルース前駐日米国大使の基調講演で幕を開けました。ルース前大使には、TOMODACHIイニシアチブが誕生した経緯についてお話頂き、日米の次世代リーダー育成に対する理念をアラムナイに共有して頂きました。
 
基調講演の後は、TOMODACHIアラムナイ、谷幸穂氏、ロビン・ルイス氏、高橋愛実氏の3名がプログラムでの経験や、現在取り組んでいる活動を紹介しました。
 
昼食中には、参加者が地域ごと8つのグループに分かれ、プログラム間を越えて、日米各地域で抱える課題や機会について議論しました。その後、TOMODACHIアラムナイは、第一印象をより印象付ける方法や歌とダンスを通じた自信の身につけ方、そして日本における効果的なリーダーシップの方法など9つの実践的なワークショップに参加しました。
 
また、レセプション開催前には、米国国務省
教育文化局のエバン・ライアン教育文化担当国務次官補とTOMODACHIアラムナイ5名との交流が実現しました。
和やかな雰囲気でテーブルを囲み、アラムナイらはそれぞれが参加したプログラムについて紹介し、どのようにTOMODACHIの経験が彼らの人生や現在の活動に影響を与えたのかを語りました。
 
また、サミットの締めくくりとしてレセプションでは、TOMODACHIアラムナイをはじめ、協賛および関連企業の皆様、そして翌日から開催された米日カウンシルのアニュアル・ カンファレンスに参加する日系アメリカ人のリーダー達が一堂に会しました。TOMODACHIアラムナイは、TOMODACHI世代の一員としてのアイデンティティを強め、日本語と英語を使い分けながら、様々な分野の参加者と交流しました。またパフォーミングアーツを学ぶ若者による米国のミュージカル団体、ヤング・アメリカンズが歌と踊りを披露し、アラムナイを含む参加者総勢220名を魅了し、元気づけました。
 
本TOMODACHI世代サミットは、TOMODACHIアラムナイ・リーダーシップ・プログラムのスポンサーである、プルデンシャル財団の多大なご支援により実現しました。詳細>>
#TOMOSummit SNSコンテストにご参加いただき、ありがとうございました!

80以上の投稿の中から選ばれた投稿はこちら:


TOMODACHI活動報告

米日カウンシルアニュアル・カンファレンスでTOMODACHIイニシアチブがパートナーシップの拡大を発表

2015年11月9日、TOMODACHIイニシアチブは、米日カウンシル主催のアニュアル・カンファレンス、TOMODACHIレセプションにおいて、パートナーシップの拡大を発表しました。「2020年を超えてのビジョン:日米協力に基づいたグローバル化」をテーマに、11月9~10日、日本で初開催となったアニュアル・カンファレンスでは、あらゆる分野で活躍する約850名の日米のリーダーが一堂に会し、両国の一層力強い関係構築に資するべく、業界や世代を超えた取組みを視野に意見交換を行いました。

レセプションにおいて、アイリーン・ヒラノ・イノウエ会長より、新ストラテジックパートナーとして、株式会社ファミリーマートと株式会社ローソン両社の支援による、東日本大震災の若者への支援「TOMODACHIコンビニ基金」の設立が発表されました。またTOMODACHIイニシアチブの事務所スペースをご提供頂いているEVOLUTION JAPAN株式会社の支援についても紹介しました。

また、同日午後アニュアル・カンファレンスに出席した安倍晋三総理は、次のように祝辞を述べました。

「東日本大震災の復興支援として設立をされた『TOMODACHIイニシアチブ』は、その象徴的な例です。東日本大震災発生からもうすぐ5年を迎える機をとらえ、日本政府は、『TOMODACHIイニシアチブ』との協力関係を強化することを発表いたします。」

さらに「昨年度『カケハシ・プロジェクト』として実施した大学生レベルの交流プログラム『TOMODACHIイノウエ・スカラーズ』を今年度も継続して実施いたします。」本プログラムはアイリーン・ヒラノ会長の夫君であった故イノウエ上院議員の名前を冠します。
 

またケネディ駐日米国大使は、パートナーシップの拡大について以下のように述べました。「TOMODACHIイニシアチブをご支援頂いている沢山の企業・団体のパートナーの皆様に感謝しています。革新的な交流プログラムを通して、TOMODACHIは強固な日米関係を約束する、明日のリーダーを育成しているのです。」詳細>>
写真はこちら
 

TOMODACHI TOSHIBA科学技術リーダーシップ・アカデミー2015報告会を開催、プログラム参加者が経験と今後の抱負を報告

10月24日、国立オリンピック記念青少年センターにて開催された、TOMODACHI TOSHIBA科学技術リーダーシップ・アカデミー2015報告会に、プログラム参加者の学生7名と教員3名のほか、過年度の参加者で今年はアシスタントを務めた5名が参加しました。 今夏第2回目を迎えた、TOMODACHI TOSHIBA科学技術リーダーシップ・アカデミーは、日米の高校教員および高校生たちの絆を深めながらSTEM(科学、技術、工学、数学)分野の知識を広める目的で企画・実施されたプログラムです。

参加者の一人、慶應義塾湘南藤沢高等部の安藤啓人氏は、本プログラムを通し人との関わり方が変わったと紹介し、「私が一番学んだのは、人と人との繋がりが、いかに大切かという事です。プログラム中、議論を通し、人と人が話し合いを重ねることで、与えられた課題への解決策が生まれてくる、ということを再認識できました。また学校外で実施されている他のプログラムにも参加するようになり、性格が変わった、と言うとオーバーかもしれませんが、オープンになりました。」詳細>>

日本における将来の災害看護のあり方とは?
災害発生後のメンタルヘルスの重要性について考える

2015年8月にTOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム米国スタディーツアーへ参加した宮城県の看護学生8名は、仙台、東京、高知の3都市における事後報告会で学びや経験などの発表を行いました。 9月12日開催の仙台報告会では、集まった友人や家族、先生など地域コミュニティーに向けて、米国スタディーツアーで自身がいかに刺激や影響を得たか、各10分間のプレゼンテーションや質疑応答を通して報告しました。

10月24-25日で開催した東京報告会では、米国での学びの共有の他、日本の抱える災害看護や医療における課題・あり方に焦点を当て発表しました。11月21日の高知報告会では、高知県立大学看護学部の学生との交流により、地域が直面している課題を学ぶ他、日本での災害看護に対してあるべき姿を考え、双方での議論の必要性や一緒に協力して活動できる機会を考えました。詳細>>

TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2015
STEP2
 外国人留学生とのセッションを実施

2015年10月31—11月1日、TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島のSTEP2が行なわれました。今回は、アメリカをはじめとする14カ国から現在日本に留学している女子大学生20名との『挑戦』をテーマにしたセッションです。留学生がどんな夢やキャリアを描いて留学を決意したのか、留学するまでにはどんな努力や葛藤があったのか、日本に来て学んだことは何かなどを、大学生メンターと協力してプレゼンテーションを行いました。留学生の話を聞いた参加者は、「新しい世界に飛び込むために大切なこと」は何かをチームで考えて発表しました。「失敗を恐れない」「自分に自信を持つ」など、自分たちなりの言葉がたくさん出てきました。

本プログラムは、TOMODACHIイニシアチブの趣旨に賛同したTOMODACHIコンビニ基金(株式会社ローソン、株式会社ファミリーマート)が支援しています。詳細>>

TOMODACHI世代の声

谷 幸穂
神戸市外国語大学 3年生
谷氏は2013年度のTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programアラムナイです。 国際社会において、日本や若い世代に活力を与えるため、積極的に活動中。これまで模擬国連での活動実績を持ち、2016年日本で初めて開催される国際模擬国連大会においては、事務総長を務める。2015年のTOMODACHI世代サミットでは、登壇者として自身の経験や積極的に取組む活動について講演しました。詳細>>
ロビン・ルイス
ピースボート 国際コーディネーター
TOMODACHI世代サミットは「日米各地からそれぞれの経験やアイデア、エピソードを共有するプラットフォームとしての役割を果たしたように思います。参加したことで日米関係や近代の国際情勢に対する理解を更に深めることができました。これからも今回出会ったTOMODACHIアラムナイとのつながりを深め、一緒に有意義な行動を起こし、前進していきたいと思います。」
詳細>>
高橋 愛美
CILたすけっと(宮城県仙台市)勤務
宮城県大崎市出身、2014年から地域で障がい当事者が中心となり障がい者をサポートしている、東北地方で唯一の団体、CILたすけっと(宮城県仙台市)に勤務。2015年夏、TOMODACHI一般基金の支援の下、全国自立生活センター協議会(JIL)が企画・運営した「TOMODACHI ADA Lead On! プログラム」に参加し、日本全国で自立支援に取り組む若手障がい当事者と共に渡米しました。詳細>>
田畑 祐梨
日本大学 大学2年生
田畑氏は、TOMODACHIコンビニ基金による「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラムin福島 2015」にメンターとして参加し、高校生の学びをサポートしています。2015年11月9日の米日カウンシルアニュアル・カンファレンス主催のTOMODACHIレセプションでは、約850名ものゲストの前でスピーチを行いました。詳細>>

今後の開催予定のプログラムとイベント

11月30日 - 12月4日  J.P.モルガン支援TOMODACHI NGOリーダーシッププログラムの緊急人道援助ワークショップをオレゴン州ポートランド市で開催。若手社会人10名が参加予定。

12月19日                University Venture Grand Prix 2015 ビジネスプランコンテストTOMODACHIソーシャルアントレプレナー賞を決定

12月19 - 20         TOMODACHI女子高生キャリアメンタリングプログラムin福島2015 - STEP 3を開催

12月26日 – 1月9日  TOMODACHI Honda文化交流プログラムで、日本の高校生が米国カリフォルニア州を訪問

2016

1月30 - 31日             TOMODACHI災害復興リーダーシップ・ トレーニング・プログラムを東京で開催。TOMODACHIアラムナイ20名が参加予定。

2月6 - 7日                TOMODACHIアラムナイ・ラーニングジャーニー ~リーダーシップ学びの旅~を東京で開催。若手リーダーのためのリーダシップ能力強化トレーニング

TOMODACHIプログラムの参加者募集中

プログラムに興味のある方へ下記情報の転送をお願いします。
 

2015年秋のTOMODACHI サントリー音楽奨学金

サントリー音楽奨学金は日本の学生が、アメリカの有名音楽学校である ジュリアード学院バークリー音楽大学、そしてサンフランシスコ音楽院に入学する学生に対し奨学資格を与えます。本奨学金の対象者は、直接学校に申請してから各大学により奨学金支給が決定されます。締切まであとわずかなので、早めにお申込みください。さらに詳しく »

TOMODACHIアラムナイ向け 参加プログラム

参加受付中!
2016年1月30-31日
TOMODACHI 災害復興リーダーシップ・トレーニング・プログラム

防災への意識を強化し、災害時に自ら動く2日間のリーダーシップトレー二ングプログラム
災害への備え、災害発生時の救急対応。その重要性を理解している TOMODACHI世代だからこそ、将来災害が発生した時には、自ら動くことのできるリーダーになってほしい。 そのような願いを込め、災害時に活動できる人材を育成するため、2日間のリーダーシップ・トレーニング・プログラムを実施します。
2016年2月6-7日
TOMODACHIアラムナイ・ラーニングジャーニー ~リーダーシップ学びの旅~
2日間のリーダーシップトレーニングプログラム(高校生から大学生、新卒者向け) 
リーダーシップの能力育成の機会やプログラム参加後にも続くネットワーク構築の機会を提供します。

WIT (World in Tohoku)による能力強化の手法を用い、あらゆる分野で活躍する社会起業家やリーダー向けに、社会において長期的なインパクトを与えられるようトレーニングを行います。

TOMODACHI 採用情報

米日カウンシル-ジャパン TOMODACHIイニシアチブ プログラム・マネージャー募集中(東京勤務)

事務局長のもと、TOMODACHIイニシアチブのプログラムマネージャーとして勤務します。 主に、プログラムの計画・立案から、進捗確認、評価など、プログラム実施団体組織と連携しながらTOMODACHIプログラムの運営業務全般を担当します。
 
プログラムマネージャーには、米日カウンシル、米国大使館、その他TOMODACHIチームメンバー等、プログラム実施目的に沿って様々なメンバーと協働しながら業務を遂行していただきます。
  • 詳細と応募方法は英語のサイトをこちらでご覧ください

Update from Team TOMODACHI - November 2015

For donors, supporters, and friends of the TOMODACHI Initiative and
the TOMODACHI Generation.


Website: www.tomodachi.org
Facebook: www.facebook.com/USJapanTOMODACHI
Twitter: @TOMODACHI

Email: tomodachi@usjapancouncil.org


Led by the U.S.-Japan Council, and the United States Embassy Tokyo, the TOMODACHI Initiative is a public-private partnership born out of support for Japan’s recovery from the Great East Japan Earthquake. TOMODACHI invests in the next generation of Japanese and American leaders through educational and cultural exchanges as well as leadership programs.
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