第10回TOMODACHI・MUFG国際交流プログラム:オンラインでアメリカ留学を体験
岩手県、宮城県、福島県の中学、高校生が参加した「第10回TOMODACHI・MUFG国際交流プログラム」が、2021年11月21日の最終報告会をもって終了しました。13名の参加者は、慣れないオンライン環境にも関わらず、約一ヶ月半の研修に積極的に取り組みました。
10月31日に実施されたオリエンテーションは、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 取締役 執行役会長 三毛兼承氏と米日カウンシル 会長兼CEOスザンヌ・バサラ氏から参加者に激励の言葉が贈られました。
プログラムでは、全米日系人博物館(JANM)による「日系人の歴史を通して学ぶリーダーシップ研修」と、カリフォルニア在住の家族や日本語を学ぶ高校生による交流会を実施しました。
リーダーシップ研修では、日系人の歴史の大枠を学ぶセッションが日本語で行われました。英語で実施されたセッションでは、グループごとに取り組んだ課題の発表と、多様性、主体性、積極性などさまざまなテーマをもとにさらに学びを深めました。
11月14日に行われた文化交流のプログラムでは、カリフォルニア在住の家族、高校生とリアルタイムで繋がり、交流を楽しみました。さらに、ファシリテーターはプログラムアラムナイの4名が務め、会を盛り上げました。参加者は、「This is me.」をテーマに事前制作した自己紹介ビデオを共有し、音楽や英語を学ぶこと、茶道、野球、吹奏楽、チアダンスなどの個性豊かな趣味を披露しました。米国の家族や高校生からは、サンクスギビング、ハロウィン、ルームツアーなどのアメリカの文化を紹介するビデオの共有や、なぜ日本語を勉強しているかなどの話がありました。
参加者の一人は、「(本プログラムでの経験は)世界へ羽ばたいていきたい、世界を変える本物のリーダーになりたいと思うことにつながりました。このプログラムでの多くの出会いや経験を、今後のグローバルリーダーとしての行動の一歩につなげていきたいです。とても楽しく、私にとって1つのきっかけとなるプログラムとなりました。このプログラムでの出会いとつながりを大切にしていきたいです」と話しました。