TOMODACHI-Mitsui & Co. Leadership Programアラムナイがオンラインでプログラムの経験を振り返り、キャリアに与えた影響をスポンサー企業と共有
2020年9月23日、25日に「TOMODACHI-Mitsui & Co. Leadership Program」のアラムナイ報告会がオンラインで開催され、本プログラムアラムナイを含む、総勢15名が参加しました。本会でアラムナイは、プログラムから得たことなどについて共有しました。
2017年のアメリカ代表団の一員であり、過去に日本で働いていた経験のあるデービッド・健司・チャング氏は、プログラムへの参加は人生とキャリアの両方の面において転換点になったとし、プログラムについて次のように振り返りました。「プログラムで訪れた日本では様々な方と面会の機会があり、どれも内容の濃いものでした。同時に、アメリカ各地より参加していた、それぞれバックグラウンドが異なり、全く違う業界で働くプログラムの同期生に出会い、刺激を受けました。プログラムに参加して、キャリアの中でまた日本と有意義な形で関わる可能性に気が付きました。」
2016年の日本代表団の一員であり、東日本大震災を機に岩手県釜石市に移住した石井重成氏は、プログラムへの参加によって自身が携わる震災復興の街づくりに関する新たな視点が得られたとし、次のように話しました。「このプログラムに参加していなければ、いま(自身が働く)東北にいないと思います。プログラム修了時に書いた行動宣言を振り返り、まだ道半ばではありますが、自分が書いたことを実現できるよう行動を続けるとともに、このご縁を大切にしたいです。」
各アラムナイの発表を受けて、三井物産株式会社理事 米国三井物産副社長ワシントンD.C.事務所長 緋田順氏は、「民間企業として、日米の良い関係を醸成することに貢献できることは大切だと思っています。本プログラムを通じてアメリカと日本のリーダーが人同士の付き合いを深め、日米の関係強化に貢献してくれることを期待しています。」と激励の言葉を送りました。米日カウンシル会長兼最高経営責任者であるスザンヌ・バサラは、「最初の機会を提供するのは私たちではありますが、その機会を活かして更なるものを築き上げ、そしてみなさんのキャリアを進化させているのは、みなさん自身の力によるものです。」と語りました。
TOMODACHI Mitsui & Co. Leadership Programは三井物産株式会社の多大なる支援を受け、将来の日米関係を担うTOMODACHI世代の育成に貢献し、これまでに約140名の日米両国のリーダーを輩出しています。