TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programの参加者がワシントンD.C.とニューヨーク市で米国の女性リーダーから刺激を受ける
3月21日から29日にかけて、ワシントンD.C.とニューヨーク市でTOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programの米国研修が実施され、50名の女子大学生が様々なアクティビティやミーティングに参加しました。研修は、影響力を備えた米国で活躍する女性リーダーとの出会いなどを通して、グローバルに通用するリーダーシップの育成をねらいとしています。
米国研修は、ワシントンD.C.で幕を開け、チームワークをはじめ、プレゼンテーション、ネットワーキング、自信を付けることなどをテーマに、様々なスキル構築のための集中的なワークショップが実施されました。また、MetLife上席副社長兼国際政府関係責任者スーザン・グリーンウェル氏とアイリーン・ヒラノ・イノウエ 米日カウンシル会長がリーダーシップについて講演しました。その他、異なる分野のプロフェッショナルとのネットワーク形成を目的とした夕食会や、女性外交官との昼食会、JSIE(Japan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship)主催による米国で活躍する日本女性とのパネルディスカッション、連邦議会議事堂ツアー、共働きのパートナーがどのようにしてキャリアを構築しながら、家族として充実した人生を送るかについて話し合うカップルズコーヒーなどのセッションに参加しました。また、キャピトルエリアフードバンクでは、ワシントンD.C.近郊に配布される食品の再梱包を行うボランティア活動に参加しました。
ニューヨークでは、コロンビア大学にあるバーナード・カレッジ アテナ・リーダーシップ研究センターで、アメリカの学生とリーダーシップに関する意見交換を行った後、ニューヨーク市のテネメント博物館を見学しました。また、テクノロジーを使って地域社会を活性化する取り組みを行っている様々な企業や団体を訪問しました。
研修の最終日には、ニューヨーク市にあるMetLifeの本部を訪問しました。参加者が、絶え間なく変化し、混乱が避けられない世界で必要とされるリーダーシップ像について発表し、MetLife グローバルダイバーシティアンドインクルージョン 副社長シンディー・ペース博士からフィードバックを受けました。また、同社 執行副社長兼最高人事責任者であるスーザン・パドロガー氏からは、人事管理に関する新しいアプローチについて学びました。
今回の研修を通して、参加者たちは、チームにおけるコラボレーション、ネットワークの力、メンターシップと「Paying-It-Forward(恩送り)」の重要性、多様な文化で通用するリーダーになるための方法などが挙がり、キャリアアップとライフスタイルの観点から、リーダーシップに関する総合的な見解などの学びを得ました。
参加者の一人で沖縄大学に通う浜里裕香氏は「このプログラムを通して多くを学びました。特に、私は何者であるのか、将来、どういう人間でありたいのかを考え、学ぶことができたことで、以前よりも自信がつきました」とプログラムを振り返りました。
本プログラムは、2018年6月9-10日に東京で開催される卒業式をもって閉幕します。
TMWLPは2013年の設立以来、述べ438人の女性に影響を与えつづけています。本プログラムはメットライフ生命保険株式会社の多大なるご支援により実現しています。