TOMODACHI「音楽の力」プログラム
2014年3月10日、TOMODACHI「音楽の力」プログラムの為に、東京フィルハーモニー交響楽団(以下東京フィル)がスペシャル・ミュージック・スクールを訪問しました。スペシャル・ミュージック・スクールは、ニューヨークにたった一つしかない、音楽の才能がある子供の為の公立学校です。東京フィルは創立100周年を記念するワールド・ツアーの最初のコンサートとなる3月11日のリンコン・センターのアリス・タリー・ホールでの公演のために、ニューヨークにいたため、このプログラムの実現しました。
ヤングアメリカンズのパフォーマーであるイシヤマエリカがプログ
本プログラムでは、スペシャル・ミュージック・スクールの生徒たちのパフォーマンス、東京フィル創立100周年記念ワールド・
最後に東京フィルのメンバー6名とスペシャル・ミュージック・スクールのオーケストラ、そして福島大学の生徒5名(バイオリン4名、チェロ1名)により「花は咲く」のパフォーマンスが披露されました。「花は咲く」は東日本大震災からの復活の象徴に成った曲であり、気持ちのこもった感動的なパフォーマンスでした。実は団体はこの曲を二回演奏しました:一回目はメロディーのみの演奏で、二回目は大植さんが生徒を皆舞台に呼び、全員で合唱しました。
スペシャル・ミュージック・スクールの音楽監督は手腕のある国際的レベルの器楽奏者を生徒達に紹介することが出来た特別な機会に本当に感謝していると述べました。また、プログラムを終えて日本の音楽は今まで聴いた他のどの音楽とも異なると感じたというアメリカ人生徒は、「人生の目的は色々な人と出会い、新たな友達を作ることなので、これは私にとってとても大切な経験でした。」と語りました。短い期間で、文化も言語も異なる参加者たちが繋がりを感じることができる。それこそ音楽の力です。
2014年3月11日は東日本大震災の3周年でした。その夜、東京フィルは満席のアリス・タリー・ホールで黛敏郎の「舞楽」、小山清茂の「木挽き歌」、ィゴール・ストラビンスキーの「春の祭典」の三つの曲を演奏しました。さらに、オーケストラは「ショーほど素敵な商売はない」、「イースター・パレード」、「ホワイト・クリスマス」などのハリーウッドの有名な曲を演奏し、コンサートはエネルギーに溢れたまま閉演しました。
パフォーマンスの後、楽天がスポンサーした歓迎会のために楽天の三木谷浩史会長がアリス・タリー・ホールのロビーで集まった、300名程の招待客を迎えました。歓迎会では、コロンビア大学の日本中世研究の名門教授、バーバラ・ルーシュが自分の耳で日本の曲の演奏を聞けて、大変感動したと述べました。最後に、在ニューヨーク総領事・大使の草賀純男氏が乾杯の挨拶を行ないました。
米日カウンシル ボードメンバーそしてTOMODACHI UNIQLOフェローとしてファッション工科大学で勉強している小池夏子さんとパーソンズ・ニュー・スクールで勉強している川西遼平さんも参加しました。キャロライン・ケネディ駐日米国大使の夫、エドウィン・シュロスバーグ氏も出席してTOMODACHIフェローの大学で教授をしていたことを話、会話が盛り上がりました。歓迎会中、福島の学生5名が東京フィルのメンバーと供に「花は咲く」を演奏しました。更に当日は三木谷氏の誕生日だったので、「ハッピー・バースデー」も歌いました。