障がいを持つ若者のビデオストーリーをYouTubeで公開
2月13日にTOMODACHI Story Jam for Youth with Disabilities 2022の参加者、伊藤弾氏と笠柳大輔氏がノースロップ・グラマン・ジャパン本社を訪問しました。ノースロップ・グラマンからは5名の社員が参加しました。制作したビデオを一緒に視聴し、ストーリーに込められたメッセージやプログラムで学んだ事、これからしたいことなどを話しました。笠柳氏は、「自分の障がいのおかげで、プログラムに参加するチャンスができ、違ったバックグラウンドを持つ人達と知り合いました」と述べました。ノースロップ・グラマンの社員からは、「感銘を受けた」「参加者の今後の活躍を楽しみにしています」と励ましの言葉を頂き、参加者が制作したビデオのストーリー性、ビデオから伝わるメッセージのインパクトなどを高く評価してくださいました。参加者の伊藤氏と笠柳氏にとってもスポンサー企業を実際に訪問する貴重な経験となりました。
2月19日には、プログラムの参加者、伊藤弾氏、東川結氏、脇山輝衣菜氏、レイチェル・クラーク氏、ロバート・カーリー氏、デイドラ・A・デンソン氏、ルイス氏の7名が「第4回 国際障害インクルージョンシンポジウム」に登壇しました。約80名のシンポジウム参加者に向けてビデオを共有し、参加者からの質問に答えました。ルイス氏は、「ビデオを作成するにあたり、話しにくい事を公表しなければならない事もあったが、その過程を踏むことで、自分が良い代弁者になっただけでなく、周りの人たちにとっても良い代弁者になれた」と述べました。
クラーク氏は、参加者からの「作成したビデオをプログラム外にも共有していますか?今後どのような活動をしていきたいですか?」などの質問に対して、「同じ大学の友人にビデオを見せた際、友人は涙して感銘を受けてくれた。ビデオを作成したことがきっかけで、アイルランドへ留学する奨学金を受けることとなり、今後も色々な事に前向きにチャレンジしたいと思った。いつか日本にも行ってみたいと思う」と述べました。シンポジウム参加者からは、「自分もストーリーテラーになってみたい」というコメントも寄せられ、2022年のプログラム参加者が将来のストーリーテラーにバトンタッチする機会にもなりました。
ビデオストーリーはYouTubeにアップロードされており、近日中に新たなストーリーが追加される予定です。こちらからプレイリストをご覧ください。
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