2023年2月号

社会的課題への取り組みに意欲的な学生参加者を募集

Building the TOMODACHI Generation: Morgan Stanley Ambassadors Programは、ワシントンD.C.で行われる日米の大学生を対象とした2週間の集中プログラムです。

学生たちは、ワークショップや講義、団体訪問などを通じて、社会問題に取り組むためのリーダーシップ、チームワーク、コミュニケーションスキルを学びます。また、特定の社会的課題を解決するための市民社会活動やプロジェクトに米国のカウンターパートと共同で取り組むことで、グローバルなスキルを高めます。

2023年度プログラムの募集を開始しました。詳細はこちらをご覧ください。

ワシントンセンターでのレクチャーの様子

バイアスを壊せ!

現役高校生と大学生が参加するTOMODACHI Boeing Keio SFC Entrepreneurship Seminar 2022はステップ3まで進み、現在プログラムの中間地点にあります。
2月12日のセミナーのテーマは「バイアスを壊せ!」でした。セミナーでは、バイアスを壊すための重要な5つのステップを紹介しました。「Vulnerability(ヴァルネラビリティ、自分の弱さを認める力)、「The Dunning-Kruger Effect(ダニング・クルーガー効果、能力、専門性、経験が低い人は自分の能力を過大評価しがちであるという認知バイアスの仮説)について説明されました。また「アカウンタビリティ(当事者意識をもって責任を果たす意識)」、「自己認識」、「フィードバック」では、自分から見た自分や相手から見た自分を認識することで正しい自己認識を持つ大切さに触れました。インサイトをベースとした問いを立て、リフレーミングし続ける「問いのリフレーミング」などの手法を学び、参加者それぞれの今の立ち位置を再確認しました。参加者は自分自身を振り返り、各ポイントについてチームメンバーで議論しました。そしてセミナーの最後には、宿題が出されました。

障がいを持つ若者のビデオストーリーをYouTubeで公開

2月13日にTOMODACHI Story Jam for Youth with Disabilities 2022の参加者、伊藤弾氏と笠柳大輔氏がノースロップ・グラマン・ジャパン本社を訪問しました。ノースロップ・グラマンからは5名の社員が参加しました。制作したビデオを一緒に視聴し、ストーリーに込められたメッセージやプログラムで学んだ事、これからしたいことなどを話しました。笠柳氏は、「自分の障がいのおかげで、プログラムに参加するチャンスができ、違ったバックグラウンドを持つ人達と知り合いました」と述べました。ノースロップ・グラマンの社員からは、「感銘を受けた」「参加者の今後の活躍を楽しみにしています」と励ましの言葉を頂き、参加者が制作したビデオのストーリー性、ビデオから伝わるメッセージのインパクトなどを高く評価してくださいました。参加者の伊藤氏と笠柳氏にとってもスポンサー企業を実際に訪問する貴重な経験となりました。
 
2月19日には、プログラムの参加者、伊藤弾氏、東川結氏、脇山輝衣菜氏、レイチェル・クラーク氏、ロバート・カーリー氏、デイドラ・A・デンソン氏、ルイス氏の7名が「第4回 国際障害インクルージョンシンポジウム」に登壇しました。約80名のシンポジウム参加者に向けてビデオを共有し、参加者からの質問に答えました。ルイス氏は、「ビデオを作成するにあたり、話しにくい事を公表しなければならない事もあったが、その過程を踏むことで、自分が良い代弁者になっただけでなく、周りの人たちにとっても良い代弁者になれた」と述べました。
クラーク氏は、参加者からの「作成したビデオをプログラム外にも共有していますか?今後どのような活動をしていきたいですか?」などの質問に対して、「同じ大学の友人にビデオを見せた際、友人は涙して感銘を受けてくれた。ビデオを作成したことがきっかけで、アイルランドへ留学する奨学金を受けることとなり、今後も色々な事に前向きにチャレンジしたいと思った。いつか日本にも行ってみたいと思う」と述べました。シンポジウム参加者からは、「自分もストーリーテラーになってみたい」というコメントも寄せられ、2022年のプログラム参加者が将来のストーリーテラーにバトンタッチする機会にもなりました。

ビデオストーリーはYouTubeにアップロードされており、近日中に新たなストーリーが追加される予定です。こちらからプレイリストをご覧ください。

スポーツリーダーシッププログラムの参加者、アメリカ研修へ出発

3カ月にわたる準備の後、TOMODACHI - U.S. Embassy Go for Gold Sports Leadership Programの参加者10名が2月25日、国立競技場で初めて顔を合わせをしました。2019年に完成した、「強さ、シンプルさ、優美さ」を呼び起こすように設計された国立競技場が、旅の始まりの舞台となりました。
また参加者は、日米のスポーツビジネスの違いを学ぶため、翌日の2月26日に米国へ向けて出発しました。ロサンゼルスを代表するメモリアル・コロシアム、ファン体験を一新した最新鋭のSoFiスタジアム、伝説のマディソン・スクエア・ガーデンなどの施設を管理するリーダーや意思決定者に会うプログラムも旅程に含まれています。
帰国後は六本木ヒルズクラブにて、プログラム関係者や特別ゲストを前に、研究成果や将来のビジョンを発表する予定です。続きを読む>>

ボストンにて年始めのアラムナイイベント実施

ニューイングランド地域代表フェリックス・ガルシア氏の企画で、1月31日、在ボストン日本国総領事館で新年最初のTOMODACHIアラムナイ地域懇親会が開催されました。
鈴木光太郎総領事にもご出席いただき、また初めて参加するアラムナイもいました。TOMODACHIグッズが当たるくじ引きや フリースタイルのネットワーキングも行われ、参加者全員が楽しい時間を過ごしました。続きを読む>>

次世代サミット2023、日程が確定!

TOMODACHI次世代サミットは、TOMODACHIのアラムナイが再会を果たし、互いに刺激し合い、学び合う年に一度の集まりです。
今年は2023年7月1日(土)に開催されます。 (14時~17時30分、レセプション18時~19時30分) 
お早めにこちらからお申し込みください。

アラムナイハイライト

城田空氏はTOMODACHIサマー2018ソフトバンク・リーダーシップ・プログラムのアラムナイであり、多摩大学の2年生です。
「東北視察ツアー」を企画し、学生団体「CRENECTION」を立ち上げ、代表として、地域活性化に取り組む学生を繋ぐ活動を行なっています。現在、自身のアイデンティティを見つめ直し、地域活性化に新たな価値を提供する方法を模索中とのことです。

2022年10月27日に開催された「次世代サミット2022」の閉会挨拶で講演を行いました。 講演の内容はこちらからご覧ください。

TOMODACHI 採用情報

米日カウンシル-ジャパン & TOMODACHIイニシアチブ プログラム インターン(在宅勤務)
米日カウンシルージャパンとTOMODACHIイニシアチブではインターンを募集しています。当インターンシップは無給ですが、非営利団体、民間企業、および行政機関等に関わる様々な経験を得ることができます。 インターンシップは、日英文書の作成、翻訳、ウェブサイト管理、ニュースレターの作成、プログラム参加者やドナー企業との交流、プレゼンテーション、イベントの企画など、多岐にわたる業務を含みます。詳細・応募方法はこちらをご覧ください。
 
TOMODACHIイニシアチブ アラムナイ プログラム インターン(在宅勤務)
プログラム インターンは、TOMODACHIイニシアチブ アラムナイリーダーシップ プログラムの実施にあたって、米日カウンシルのプログラム & パートナーシップ ディレクターとTOMODACHI アラムナイコーディネーターを補佐します。米日カウンシルのプログラム & パートナーシップ ディレクターの指示に従い、TOMODACHI アラムナイの情報をTOMODACHI アラムナイコミュニティーや米日カウンシルコミュニティーに発信していく業務を担います。
詳細はこちらをご覧ください。
応募に関するお問合せ:alumni@usjapancouncil.org
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Update from Team TOMODACHI - February 2023

For donors, supporters, and friends of the TOMODACHI Initiative and the TOMODACHI Generation.

Led by the U.S.-Japan Council and the U.S. Embassy in Tokyo, the TOMODACHI Initiative is a public-private partnership born out of support for Japan’s recovery from the Great East Japan Earthquake. TOMODACHI invests in the next generation of Japanese and American leaders through educational and cultural exchanges and leadership programs.