2018年7月下旬から9月の下旬まで、「TOMODACHIフォスターユース・リーダーシップ・プログラム」が実施され、社会的養護の当事者の日米のユース（若手）計12名（アメリカ人ユース：7名、日本人ユース5名）がお互いの国を訪問し、両国で「社会的養護と移行期」をテーマに、様々な交流や視察が行われました。

まず2018年7月31日から8月12日に渡米した日本人ユースは、米国の社会的養護の制度の中でも、とりわけ地方における当事者を対象にした教育・就労・精神衛生・自立準備のサービスについて学んだ他、ワシントン大学で行われた「国際児童福祉合同勉強会」では、日米のユースが自身の社会的養護における経験を語り、日米の児童福祉と自立支援のシステムについて発表しました。詳細＞＞

2018年9月18日から25日の8日間、「2018 TOMODACHI CIE 日米草の根交流サミット」の一環として、奈良県立畝傍（うねび）高等学校の高校生15名と引率者3名が渡米し、米国ワシントン州で開催された「第28回日米草の根交流サミット2018シアトル・ワシントン州大会」へ参加しました。同校は、昨年奈良で開催された第27回大会の為に来日した、ジョージア州メーコン・ビブ郡ユース・コミッションの生徒の受け入れ校でもあります。

1週間の米国滞在プログラムでは、サミットの参加に加えシアトル市内の日本文化コミュニティセンターや退役軍人センターなどを訪問し、日米交流や日系アメリカ人の歴史について学びました。詳細＞＞

今年第9回目を迎える「TOMODACHI新生リーダープログラム」の参加者として、若手社会人として活躍する、日系アメリカ人12名が、全米から選出されました。参加者は、11月に東京で開催される米日カウンシル・アニュアル・カンファレンスに出席し、リーダーシップに関するプログラムに参加する他、日米関係の有識者との交流の機会や、米日カウンシル・リーダーらが集う各イベントや分科会に参加します。

参加者のプロフィール等、詳細はこちらからご覧下さい。(英語のみ)

2018年米日カウンシル・アニュアル・カンファレンスは、ドキュメンタリー映画『アメリカンストーリー：ノーマン・ミネタとそのレガシー』を特別上映します。

『アメリカンストーリー：ノーマン・ミネタとそのレガシー』は、ノーマン・ミネタ氏（米日カウンシル評議員副会長）が閣僚として活躍し、日系アメリカ人として公職で最上位に就いた先駆者としての生涯を描いたドキュメンタリー映画です。本イベントは、国際交流基金日米センター（ニューヨーク）と米日カウンシルが協力して実施いたします。

本イベントは、米日カウンシルアニュアル・カンファレンス参加者に限らず、どなたでも無料でご参加いただけます。日本語字幕あり。ご参加登録はこちら、予告編はこちらをご覧ください。