募集開始:TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2021
TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2021の参加者とメンターを募集しています!
本プログラムは、次世代を担う看護学生が約6ヶ月にわたる研修を通して、災害や有事に対応する技能と知識を身に着け、将来災害看護分野を牽引するリーダーとして、学びを各地で広め、還元していくことで、日本の災害看護全体の基盤強化に貢献することを目指します。
本プログラムは、2015年に開始され、開始当初は東日本大震災で被害を受けた岩手・宮城・福島県出身の看護学生を対象に実施されました。この成功を受け、2019年より対象を日本全国の看護学生に拡大しました。
下記の募集要項および詳細をご確認の上、ご応募ください。
プログラム内容およびスケジュール:
①事前研修、②米国研修、③事後研修・最終報告会の3部構成。
① 事前研修(2021年10〜12月 計6日間) 会場:宮城(仙台・石巻)もしくは、オンライン(新型コロナウイルス感染症の状況により、全行程オンラインの可能性あり)
② 2022年2月下旬:米国における災害医療や看護を専門とする施設や団体とのオンライン上での交流・意見交換
③ 事後研修(2022年3月5〜6日) 会場:兵庫(神戸)もしくはオンライン(新型コロナウイルス感染症の状況により、全行程オンラインの可能性あり) / 最終報告会(2022年3月下旬) 会場:オンライン
プログラムで学んだ最先端の災害医療や看護の現状や取り組みを基に、それぞれが活動を行い、3月に開催される最終報告会で発表します。
プログラムに関する詳細はこちら。
1.選考方法
全国より看護学生およびメンターを公募し、書類選考およびオンライン面接(Zoom使用予定)により参加者を決定します。
所属機関からの推薦状を、申請書とともにご提出ください。
※選考スケジュールについては、6.選考スケジュールをご参照ください。
2.募集人員
看護学生 10名
メンター 2名
3.選考基準
(1)看護学生
- プログラム参加時に4年制大学の看護学部生、または看護系大学院生であること。
- 災害看護、地域看護、母性看護、メンタルヘルスケアなどに強い関心を持ち、現在それらの分野での活動もしくは研究を行っている、または、活動のアイデアを持ち合わせていること。将来的にも継続して看護実務に携わり、研修結果をコミュニティに還元することができること。
- 本プログラムの全日程に参加が可能であること(※下記年間スケジュール要参照)。
- 研修の事前・事後の課題やレポートの提出が滞りなくできること。
- 国際的視野に基づいた学習に対して意欲的であり、明確な動機や心構えを有すること。
- 自ら積極的に参加する姿勢を持ち合わせていること(主体性があること)。
- 必須ではないが、日常英会話程度のコミュニケーション能力を有することが望ましい。
- 研修での知見を地域社会での課題に照らし、実行できる遂行力があること。
- 一般的なパソコンスキル(Word、Excel、PowerPointなど)を有し、各種課題に取り組めること。
- プログラム終了後、アラムナイ(プログラム卒業生)として後輩の指導やプログラムに関連する催しに積極的に参加できることが望ましい。
(2)メンター
- 医療従事者としての臨床経験があること(5年以上の実務経験が望ましい)。
- 本プログラムの全日程に参加が可能であること (※下記年間スケジュール要参照)。
- 業務の一環として、年間を通じた学生の当プロジェクトにかかわる学習へのアドバイスやその他必要に応じて相談役を務めると同時に学生の各種成果物の確認、修正や指導が可能であること(研修レポートや企画書、プレゼンテーション内容などの添削指導)。また、学生の研究・活動へのアドバイスや支援ができること。
- 上記の作業に伴い、一般的なパソコンスキル(Word、Excel、PowerPoint等)を有すること。
- 研修実施の振返りや看護学生の疑問点に対してフォロー・明確な説明ができること。
- 教員や臨床指導等の教育経験があることが望ましい。
- 教育機関出身者は、連携機関との継続したパートナーシップ構築が可能であること。
- 読み書き、日常会話を含む日英バイリンガルであることが望ましい。
4.必要書類(看護学生、メンター)
【看護学生】
① 申請書
② 推薦状 1通 (所属機関発行)
【メンター】
① 申請書
② 推薦状 1通 (所属機関発行)
5.応募方法
- メールの件名を 「TOMODACHI J&J応募」 とし、必要書類のデータをメール添付にて tomojj@laurasian.org に送付してください。
- メール本文にも必ず学校名(ご所属機関名)、氏名、電話番号を明記してください。
- 書類選考の上、合否はメールにてお知らせいたします。また、書類選考通過者にはオンライン面接の詳細を同メール内にてご案内いたします。
- 必ずtomojj@laurasian.orgからのメールが受け取れるよう受信設定をお願いいたします。
*応募状況により、一部予定を変更する場合があります。
《応募締め切り》
メンター枠〆切: 2021年6月17日(木)23:59 必着
学生枠〆切: 2021年6月30日(水)23:59 必着
6.選考スケジュール(一部、予定を変更する場合があります)
【メンター】
6月17日(木) 応募〆切
6月23日(水)までに 書類選考 合否通知(メール)
<書類選考通過者にはオンライン面接の詳細をご案内いたします>
6月26日(土) 本選考: オンライン面接
7月2日(金)までに 最終合格者への通知(郵送)
※ なお、メンター内定者は学生の選考に参加していただきます。
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【看護学生】
6月30日(水) 応募〆切
7月6日(火)までに 書類選考 合否通知(メール)
<書類選考通過者にはオンライン面接の詳細をご案内いたします>
7月10日(土) 本選考: オンライン面接
7月16日(金)までに 最終合格者への通知(郵送)
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【メンター・看護学生】
7月末 参加学生10名、メンター2名の確定
2021年 年間スケジュール
日付 | 行事 | 主な研修内容 |
10/23 (土) – 24 (日) | 事前研修(Part1)
※ 仙台・石巻 訪問またはオンライン |
・ワークショップを通して、災害看護の視点から被災当時の様子や災害医療・看護の今を学ぶ
・災害医療/災害看護に関する講義 ・石巻赤十字病院 訪問 |
11/13(土) – 14(日) | 事前研修(Part2)
※ オンライン |
・実践的な机上演習(トリアージ演習)やPFA(心理的応急処置)ワークショップを体験 |
12/11(土) –12 (日) | 事前研修(Part3)
※ オンライン |
・個人の活動や研究の発表
・米国研修へ向けての準備 ・日本国内の新型コロナウィルス感染症の対応や現状及び、コロナ禍での災害支援を学ぶ |
2022年
2月下旬予定 |
米国研修
※ オンライン |
・米国における災害や災害医療の今を学ぶ。また、参加者個人の活動や研究について発表や現地の医療従事者と意見交換を行う。 |
2022年
3/5(土) – 6(日)予定 |
事後研修
※ 神戸訪問または オンライン |
兵庫県立大学地域ケア開発研究所へ訪問 |
2022年
3月中旬~下旬予定 |
報告会準備
※ オンライン |
報告会本番に向けて準備、複数回を予定 |
2022年
3月下旬予定 |
最終報告会
※ オンライン |
本プログラムを通しての成果と学びを発表 |
プログラム修了後 | アラムナイ活動 | ・日本災害看護学会での登壇など
・アラムナイ(プログラム卒業生)主催で開催するイベント |
備考 | ・上記以外にもオンライン懇親会などを予定しています。
・上記は現段階でのものですので、多少変更する可能性もございます。何卒ご了承ください。 ・パソコンやWi-Fi環境に不安がある方は、お申し出ください。 |
応募に関するお問い合わせ
TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2021 運営事務局
ローラシアン協会(東京都目黒区下目黒5-5-17)
TEL:03-3712-6176 E-mail: tomojj@laurasian.org